こんにちはー!生理前はすこぶる調子が悪いナッちゃんです。
なんて言うのかな…こう…殺意の波動みたいなのが出てしまうんですよね…。
実際、PMSやPMDDに悩んでいる人って多いと思います。その中の1つが、夫への対応ではないでしょうか?後から「うっ…イライラしていたとはいえ酷いことを言ってしまった」「完全に八つ当たりした…」と落ち込んでしまう人も多いはず。私がそうだから…。
なので、過度に落ち込まないために、私がとった対策と、夫に頼んでいることをお伝えします。明記しておきますが、これはPMSやPMDDを軽くする医学の話ではなく、その時期に夫とうまくやるための夫婦のコミュニケーションの話です。
結論、
生理中に頑張ろうと思っても無理なので、元気な時にしっかり根回ししておこうね!!!
使用済みナプキンを見てもらった
初っ端から人を選ぶ方法で申し訳ないですが、私としては効果があったと思います!
夫は自然豊かな土地で男兄弟の中で過ごし、女性というものをあまり理解していない人でした。だから、生理で何が起きているのかを全く理解していなくて…日本の性教育の敗北を感じましたね。
そこである日、ふと思い立って「ナプキン見てみる?」と聞いたら「うん!」といいお返事が。折角なので(笑)多い日の使用済みナプキンを見せました。大体2時間くらい使ったものだったから、大した量でなかったのか、特にトラウマとかにはならなかったようです。ついでに見たいと言われたので、そんなにドロドロしていない時のトイレの中も見せました。こっちは少しビビっていましたね。
この出来事のおかげだと思いますが、生理中、私が朝唸っている日は、サニタリーボックスの中までしっかりとゴミ捨てしてくれる献身ぶりを発揮してくれています。また、生理中は「お肉を食べなさい!」とやたら言われます(笑)。
男性は残念ながら生理を根本的に理解することは難しいでしょう。だからこそ、我々が当たり前に見ている生理の現実を目の当たりにしてもらうことで、少しでもわかってもらえたらと思いました。
生理後に生理中の反省会を開いた
特にPMDDが酷い方、生理前や生理中に自分の行動を抑制したり省みたりするのってすっごい難しくないですか?私は無理でした。でも何か方法があるはずと信じて、色々試して調べたんですけど…無理でした。
私「もうどうやっても夫くんに八つ当たりしない方法が見つからない」
夫「ここまで頑張ってどうにもならないんだから、もうしょうがないんだよ。諦めよ」
夫のまさかの一言で、生理前から生理中の私の言動を諦めることが決定(笑)!
とはいえ、傍若無人に振る舞っていいわけではありませんよね。私は体調も良く、冷静になれる生理直後のタイミングで反省会を開きました。
私からは
- 情緒が不安定になってしまった時、何を考えていたのか
- あの時どうして欲しかったのか
- 今回辛かったことは何か
夫からは
- 例え辛くても、絶対に言わないで欲しいこと
- どうすればいいのかわからなかった時
などを教えてもらって、2人でトライアンドエラーを積み重ねていきました。
そのおかげで、夫は私の情緒不安定に対して、かなり迅速な応急処置を取ってくれるようになりました。些細なことですが、抱きしめる、プリンを食べさせる、あるいは私だけ寝かしつけて放っておく、など。一方の私は生理前から生理中まで体調も気分も最悪ですが、夫に対して過剰に当たり散らすことが減りました。夫へのタブーは教えてもらっているので、その範囲でしか当たり散らさない。だから夫もある程度許容してくれるので、2人でヒートアップしてしまうことがなくなったのだと思います。
その場で機嫌が良くなることを諦めてもらった
「なっちゃんがやって欲しいこと全部やっても全然機嫌戻らないじゃん!」
結婚後すぐに夫に怒られた内容です。私がPMDDで不機嫌MAXの際、夫が事前に聞いていた対処をしてくれたにも関わらず治らなかったんですよね…。思ってても生理後に言ってくれたのがありがたかったです。これに対する私の回答がこちら。
「ごめん、その場では治らない。でも寝て起きたらすっごいご機嫌だったでしょ。あれは夫くんがいっぱいあやしてくれたからだよ。私の情緒不安定は姪ちゃん(生後9ヶ月)の寝ぐずりみたいなもんだと思ってくれ」
凄く失笑されたんですけど、実際ある程度時間が解決する部分もあるじゃないですか!だから、その場ですぐご機嫌になるのは無理だと伝えたところ、納得する部分もあったようでした。何故なら不機嫌になると最終的に寝かしつけられるようになったので(笑)。
私「なんかイライラする!」
夫「うーん寝ぐずりだね。おふとん行こうね」
妻の育児が大変そうですね。
言って欲しい定型文を伝えておいた
究極の対処法です。私がこう言ったら、正解とかいらないんでこの言葉を返して欲しい。それを全部伝えておきました。
ちなみに私は
- 「痛い!」→「痛いね、辛いね」
- 「もうやだ」→「嫌になっちゃうよね、辛いね」
のように、言ったことをそのままオウム返しで肯定して欲しいと言ってあります。
何故こんな定型文にしたかって、正解ではないかもしれないけど、地雷を踏まれることは避けられるからです。
私は痛い時に「そんなに痛いの?」といった確認をされるとマジギレしてしまうんですよね。恐らく向こうとしては痛みの度合いを確認して、薬飲ませるかとか考えているのでしょう。でも!私からしたら!痛いから痛いって言ってんだよ!としか思えないんですよね。だから生理中の言葉は基本肯定で返してもらうことにしています。
夫からしても、心配の言葉で地雷を踏むのは避けたいようで、かなり頑張ってくれました。今もたまに地雷を踏まれますが、私がキレるより先に「今のは違うよな、そういうんじゃないんだよな、ごめんね」と納得するようになりました。
まとめ
こうしてまとめてみると、夫に相当色々伝えてきたんだなぁとしみじみしてしまいます。実際、妻の経血がどれくらいなのか確認している夫って、多数派ではないと思うんですよね。
そして、妻の方も、自分のありのままの気持ちや状況を伝えている人は少ないのではないでしょうか。
夫に私の情緒不安定について聞いてみたら「理不尽とは思うけど、なっちゃん全部伝えてくれるから、訳がわからないことは少ない。そういう意味では楽かな」と言われました。
だから私はどんなに理不尽で、不合理で、情けないことでも伝えることにしています。夫婦間のコミュニケーションのお手伝いになれば嬉しいです。ここまで読んでくださりありがとうございます。
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