こんにちは!落語の死神を覚えて親に披露していたなっちゃんです。
今回は!婚活をしている男女が必ずぶつかる問題!そう!割り勘問題についてお話したいと思います!男性側からすれば、奢るべきか割り勘するべきか…女性からしたら、素直に奢られるべきなのか、支払いを負担すべきなのか…。となかなか事故が起こりやすい割り勘問題ですが、私の意見としては、
結論!割り勘するかしないかでなく、思いやりの欠如が問題!
目次
某ベテラン声優さんの含蓄のあるお言葉
とある声優さんのイベントで、観客のお悩み相談コーナーがありました。どんな相談だったのか、正直覚えていないのですが、恋愛的な相談のときでした。50代の棒ベテラン声優さんが相談女性に向かって言った言葉が、今でも心の中に残っています。
「最初のデートで奢らない男はダメだよ。男が学生で、あなたが社会人でも。男が年下で、あなたの方が何倍も稼いでいても。バイトたくさん入れて、親や友人に頭下げてでも最初のデートは男が奢らなきゃ。あなたをデートに誘うんだから」※映像などに残っていないので、原文ママではないです。
色んな意見があると思います。もちろん、どれが正解という訳ではないでしょう。ただ、私はその言葉に対して「こういう見栄を張れる人ってかっこいいな」と思いました。借金しろって話ではありません。それくらいまで頑張って、無い見栄張ってデートに臨んでくれる男の人をかっこいいなと思ったんです。
だって、そこまでしてデートに誘ってくれるって、最高に愛されていると思いませんか?
ここで私の価値観がきっちり形成されました。「私とのデート代全部出したくなるくらい、私のこと愛してくれるお相手がいいな」です。なかなか我儘で可愛いでしょう?(笑)
何故婚活デートでは男性が奢るのか
結婚相談所のブログなどを読んでいると、失敗談の1つとして「男性が奢らなかったことをキッカケに、次に繋がらなかった」という話が大抵どのブログにも載っています。結婚相談所のカウンセラーさんたちは男性に「最初のデートの支払いは男性がしましょう」とアドバイスするそうです。ここまでくると最早婚活というシステム的な話ですよね。
※今回は敢えて意識的に女性が男性に奢るパターンを省かせて頂きます。そこが本質ではないので。
昔は明らかに男性の方が女性より収入が多かったのでしょう。だから男性が奢るのが当たり前だった。けれど今は、新入社員に絞って見れば、スタートラインは同じです。ならば奢る必要性はない気もします。
女性は基本的に、自分を大切にしてくれる男性に好意を抱きます。
例えば婚活中、特に深い理由なく割り勘になった男の人、奢ってくれた男のひとがいたとします。大抵の女性にとって、割り勘になった男の人より、奢ってくれた男の人の方が「私に良い所を見せようとした」という印象になるんですよね。つまり見栄を張ってくれた訳です。見栄を張る価値が私にある、つまりこの人は私を大切にしてくれる…!と女性が感じた場合、上手くいく確率は断然奢ってくれた男性の方が高いです。
もちろん女性によっては「奢られる程金に困ってないわよ!」という人もいます。その人にとっては、きっちり割り勘にしてくれる人が自分を大切にしてくれる男性ですよね。
結局奢るのと割り勘どっちが勝率高いんだよ!と思った方へ。折角なので(?)私が出会った婚活男性のケースを紹介します。
case1:婚活トラウマ持ちの割り勘お試しマン
仮にAさんとおきます。ちょっと斜に構えた話し方をする男性でした。カフェはチェーン店で注文してから席に着くシステム。お店の前でメニューを決めて、いざAさんとレジに行こうとすると、動かない(笑)。
私「えっと、私これにしようと思いますが、Aさんは決まりましたか?」
Aさん「ごめんなさい、もう少し迷います」
私(無言で待ってる)
Aさん「先に買ってていいですよ!」
私「あ、はい」
とりあえず注文していると、Aさんも隣のレジで注文。それを待って、2人で席を選んで座ると、Aさんは物凄い笑顔でした。
A「いやーなっちゃんさんがちゃんとした人で良かった!奢ってほしいだけの人だったらどうしようかと!」
私「はぁ」
Aさん、過去に婚活で知り合った女性と、いいお店でディナーしたところ、会計前に女性がトイレと偽って店を出てしまったらしいんです。後で「ご馳走様です!次はどこ行きますか?」という連絡がきたそうで…。そんなヤバイ女性に当たってしまった件に関しては本気で同情しました。少なくと周りにそういうタイプはいなかったので、レアケースだと思いますよと励ましもしましたが。
試した本人に「あなたを試しました」ってバラすな!!!
良い気しないですよね。はっきり言って不愉快でした。同情しましたが、結婚相手としてはしっかりお断りしました。
case2:留学経験アリの割り勘許さないマン
留学経験があり、海外で仕事することも多いBさん。少し年齢は離れていました。そんなBさんとはランチをしました。おしゃれなランチで食事した後、会計で財布を出すと、急に不機嫌に。お金をサッと払った後そっけなく出て行ってしまいました。
私「すみません、何かしてしまいましたか?」
Bさん「あなたはお金を出そうとしましたね。つまり、僕のことは恋愛対象ではないということですよね」
かなりきつい口調で言われて、ビックリ通り越して恐怖すら覚えました。海外生活の長いBさんにとって、デートで女性が支払いをしたがる=遠まわしなお断りだったそうです。誤解はきちんと解いて、その後は和やかに別れました。その後お断りしましたが、怖かった出来事でしたね。
割り勘するかしないかより、もっと大切なこと
婚活してきた女性だったら、お会計時のちょっとしたエピソードを持っているものです。それくらい、割り勘問題は女性側も頭を悩ませているのです。私の仕事ができる友人は「奢らなくていいから好きな物食べさせてくれよ!」と訴えていましたから、根深いし業が深い(笑)。
先程2つのケースをご紹介したのは、割り勘問題の本質は割り勘をするかしないかではない、とお伝えしたかったからです。割り勘問題は、相手への思いやりの欠如から起こる問題だと、言いたいです。思いやりとは、相手を大切にすることです。
case1では、前提として非常識な行動をとった女性がいた。そのことがトラウマになったAさんは私に試し行為をした。それは私の自尊心を傷つける行動でした。case2では、前提として海外経験から支払いに対して価値観の不一致があった。そのせいでBさんは不機嫌になったし、急に不機嫌になるBさんに私は恐怖を感じた。
もちろん、男性が常に私の機嫌を取る必要はありません。しかし、2人とも次のお誘いも下さったんですよね…。少なくとも私のことは好印象な女性だったはず。でも私は会計時のゴタゴタもあってお断りしてしまった。不誠実な扱いを受けたと、思ってしまったんですよね。
こういう経験があると、スマートにお支払いしてくれる男性は割り勘だろうが奢りだろうが、それだけで株が急上昇するんですよね…。「大切にされている」と感じる。結果としてこういう男性の方が早く婚活を卒業する。
奢ればいいって話ではないのです。
まとめ
婚活中、割り勘問題は各所で出てきました。それぞれ価値観はあるので、お互い否定せずにいい落としどころを見つけていくのがいいと思います。ちなみに、夫とは交際関係になった時点で支払いを大体任せました。夫の価値観は、年下の女性に支払わせてる…と思われるのが嫌!だったので。
ちなみに、結婚してから家計管理は私ですが、外食など外での支払いはレジャー費として夫に管理を任せています。会計の後は必ず「支払ってくれてありがとう」と伝えるようにしています。なんとなく、恋人気分を忘れないようにしたくて。
ここまで読んで下さりありがとうございます。婚活女子だけでなく婚活男子にも、参考になれば嬉しいです。
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